発達障害と診断されるまで①まめた0歳

こんにちは、花子です。

我が家のまめたは、2歳11ヶ月で自閉スペクトラム症の診断がつきました。今回から何回かに分けて、発達障害に気づいたきっかけや、医療とつながった経緯などを書いていきたいと思います。

0歳の頃は息子が発達障害だと1ミリも疑っていませんでした。我が家の場合、本格的に発達障害を疑いだしたのは1歳過ぎてからでした。

まめたの特徴に当てはまったり当てはまらなかったりしても、それで発達障害と判断したり、そうではなかったりと判断できる事はありませんので、ご心配な点は専門の医師や心理士さんへご相談くださいませ。我が家のまめたの場合はこうだった、という事で参考程度にしていただければと思います。

目次

まめた0歳、抱っこがしづらい

花子
花子

あれ?何か対面で抱っこすると嫌がってる??? 

まめたは抱っこがしづらい赤ちゃんでした。

首や腰は座っているんですが、対面で抱っこすると身体がだらんと後ろに反ってしまいます。片手で抱っこしようとすると落としそうになるので、まめたを抱っこする時は常に両手で抱っこしていました。まめたは対面抱っこの体勢を嫌がり、身体をよじって前向き抱っこをして欲しがりました。親側の腕がすぐに疲れてしまうため、0歳の頃のまめたは短時間であっても常に抱っこ紐で抱っこされていました。

当時の私は抱っこのしづらさを発達上の問題とは考えず、まめたは対面の抱っこより正面向きの方が好きなんだろうなー位に捉えていました。同じ位まめたを抱っこしていた夫の太郎さんも全く気にしていなかったです。1歳半を過ぎたあたりで「もしかしてこの子抱っこしづらい??」とようやく思い至りました。

第二子ゆーちゃんは、首が座ったあたりから抱きあげると大人にしがみついてくれました。彼女は自分で姿勢を保っていられるので、まめたのように常に体を支えていないと落っこちてしまう、という心配もありません。

花子
花子

抱っこってこんなに楽にできるの!!?

と衝撃を受けたのを覚えています。

まめたは3歳頃ようやく大人にしがみつけるようになりました。

沢山抱っこしよう!と夫の太郎さんと誓い合ったのですが、まめたの体重が15キロまで増えているので、今度は重さの面で抱っこが辛くなりました(笑)

発達障害の兆候をスルーしてしまった私

生後6か月健診のお手紙に「抱っこの時に反り返る時はご相談ください」という項目がありましたが、当時の私は「反り返りが強くてとても抱っこができない状態」の事だと思っており、どんな状態であれ抱っこできているまめたは当てはまらないと思っていました。

今思い返すと当てはまっていたよなぁと思います。

一人目の子供で、コロナ禍で他の赤ちゃんに触れる機会もなかった為、気に留める事もありませんでした。

このように、今思い返すと当てはまっている・・・という事が結構あった気がします。あの頃早いうちに相談していたら、何か変わっていたのでしょうか。

後追いしないまめた

花子
花子

後追い、全然しませんでした・・・(汗)

まめたは基本的に私が何をしていても気にしていませんでした。

「トイレまで着いて来る」とか「後追いで夕飯の支度ができない」と聞いていましたが、そのような事は全く無く・・・。我が家はリビングからキッチンが見渡せるので、姿が見えてればOKなんだな、と思っていました。トイレで離れるのはせいぜい1、2分だったので、1、2分だけなら後追いってしないんだなぁと思っていました。まめたって育てやすい子だなぁとさえ思っていました。

ゆーちゃんは、ベビーベッドに置いて私がどこかへ行っただけで泣きます・・・。

ベッドに置かれている時は、私や家族の居場所を目で確認しています。ゆーちゃんは、ベッドの外で皆が遊んでいると、そこへ行きたい!という意思表示を泣く事でしてくるので、これも驚きました。まだ本格的な後追い期に入っていませんが、この時点でも他者への興味関心に差が出ているなと感じます。

場所見知りで癇癪を起す

生後6か月くらいから、積極的にまめたと外へ出かけるようになりました(コロナ禍前の時期でした)。まめたは抱っこ紐に入っていると基本大人しいのですが、特定の場所で大泣きするようになっていきました。

その場所は、電車、児童館のプログラム、歯科医院でした。

花子
花子

あれ、お腹が空いたかな?でもさっきあげたばかりだし・・・。

泣きまくるまめたをあやしてみても、一向に泣き止む気配がありません。

花子
花子

暑いのかな?いや寒いか?おむつかな?

原因を探ってみましたが、最後までわかりませんでした。恐らくですが、苦手な音があったのだと思います。それでも騙し騙し電車には乗っていました。児童館はまだ早かったのかな?と諦め、歯科医院は職員さんに手助けいただいて何とか受診しました。

2歳半くらいでようやく電車、バス、児童館は克服しましたが、未だに歯科医院等の医療機関は苦手です。

発達障害を疑わなかった理由

まめたは、身体の発達がゆっくりでした。首が座ったのが5か月頃(平均は生後3ヶ月)で、お座りは8カ月頃(平均は生後6~7か月)でした。しかし、平均より1カ月程度遅れるだけでできるようになっていましたし、乳児健診の際に指摘もなかったので障害を疑う事はありませんでした。

当時の私は、自閉症児は目が合いづらいという知識はありましたが、まめたは一緒に遊ぶと目が合いますし、夫や私に笑顔も向けていたので大丈夫、と思っていました。

1歳を迎えて歩くようになり、発達障害を確信するような特性が出てきます。

つづく

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